まぁ落ち着いて…プロテニス選手がバナナの皮をむけずにメンタル崩壊

身体能力と同じくメンタルの強さも必要とされるプロスポーツの世界。身につけたパワーや技術を最大限に発揮するためには、集中力や忍耐力の維持など、自身の心をコントロールすることが重要だ。

しかし、いくらプロ選手だとしても同じ人の子。思わぬ形でイライラすることだってある。今回は「まぁ落ち着いて……」と思わず声をかけたくなるプロテニス選手を収めた動画をご紹介したい。

動画に登場するのは、全豪オープンに出場したデニス・シャポバロフ選手（カナダ）。1回戦でステファノス・チチパス選手（ギリシャ）にストレート勝ちしたワンシーンだが、実を言うと休憩中にメンタルが崩壊しそうになっていたようだ。

というのも、バナナの皮をむこうとするが、皮が硬くてなかなかむけず。早々に諦めて、違う1本のバナナに手を伸ばすも、これもまたむけずにイライラを募らせていたのである。

その後、しびれを切らしたシャポバロフ選手は地面にバナナをポイッ。改めてもう1本のバナナをむこうとするが、またまたむけない!!!　さらに再度、地面に落としたバナナを拾ってむいてみると……やっと成功！　小さくガッツポーズをして爽やかな笑顔をみせるのであった。

まさかバナナに対してイラつくとは、本人も想定していなかったのではないだろうか。ちなみに彼は1999年4月生まれの18歳。これまでシングルス・ダブルスともに優勝は無いものの、2017年はランキング上位100人に最年少で入るなど、注目されているプレイヤーのひとりである。

2回戦でジョーウィルフリード・ツォンガ選手（フランス）に敗れたものの、強敵相手にフルセットまで粘って激闘を演じたように伸びしろは計り知れない。これからの活躍に期待だ。

参照元：Twitter @AustralianOpen
執筆：K.ナガハシ