愛の形が様々なら結婚の形も一つではなく、自分と結婚するソロガミーや物体と結婚する対物性愛者もいる。
そして、この世の中には霊と夫婦の誓いを立ててしまう人達もいて、ある女性は海賊の幽霊と結婚! なんでも、きちんと “相手” からプロポーズされて夫婦関係は良好らしいぞ。
・「海賊の幽霊」と結婚した女性が登場!
英ニュースサイト『METRO』によると、海賊の幽霊と式を挙げたのは、北アイルランドに住む45歳のアマンダ・ティーグさんという女性。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』で、ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウの仮装をするのが大好きだという彼女は、海賊の霊と交信するようになったのだとか。
・300年前に処刑された海賊の名は「ジャック」
彼女によれば、その霊は1700年代に処刑されたハイチ人の海賊だそうで、ダークな肌と髪を持つ彼の名前はジャック。……と聞いたら嫌でもジャック・スパロウを想像してしまい、ジャックが大好きなアマンダさんが彼の妄想に取りつかれて、想像上で作り上げた霊ではないか……と思わなくもない。
しかし本人は、霊のジャックから「俺達は一緒になるべきだ」とプロポーズされたと主張し、「彼ほど心の絆を感じた人はいない」とも述べているので信じてあげるべきなのかもしれない。
・船上で式を挙げて、めでたく夫婦に!
そして実はアマンダさん、元夫との間に5人の子供がいるのだとか。ただ、人間の男にウンザリしていたらしく、ジャックと結婚することを決意したそうだ。ちなみに元夫は、れっきとした人間である。
では一体どうやって霊と結婚式をしたのかと言うと……立ち会いの霊媒師が、ジャックの代わりに「I do:アイ・ドゥー」と結婚の誓いの言葉を言ったのだとか。なお、結婚式は船の上で行われ、アマンダさんの家族や友人達も式に参列。海賊の幽霊との結婚をサポートしてくれているらしい。
以前にロケットニュースで、自分と結婚するソロガミーの誓いを立てた女性について紹介したことがあったが、彼女達のようなニュースを耳すると「結婚や幸せの形は人それぞれなのだな」と思わざるを得なかった。