あなたが今から株式投資を始めようとしているなら、自分の運用スタイルを決めなくてはいけません。
株式投資を期間で分けてみると長期投資、中期投資、短期投資、超短期投資(デイトレード)があります。それぞれ一長一短がありますのでじっくり考えて決めましょう。

長期投資のメリット、デメリット

インターネットが普及する前の、個人投資家の株式投資は長期投資でした。会社四季報等で会社の業績を調べて、業績に比べて割安になっている会社の株を見つけたり。または、今後飛躍的に業績が伸びるだろうという会社を探して買います。
買ったら値上がりするまで何年でも待って利益を上げる投資でした。
高度成長時代の、株価はほとんど右肩上がりでしたから、値下がりしても慌てずに我慢して待っていればほとんどの株は値上がりしました。
高度成長時代が終わり、この右肩上がりに株価があがりにくくなって、待つだけでは株価が思ったように上がることが少なくなってきました。
長期投資のメリットは、将来、大きなリターンを得る可能性があるということです。
まだ生まれたばかりの会社の中で、将来大発展しそうな会社を発掘して、その会社の株を買う。そして何年後かに10倍に値上がりしていたということが期待できます。
かつてのユニクロやソフトバンクを見つけ出すのです。
成長期にある会社は毎年配当金が出ますので、配当をもらいながら、株価の値上がりを楽しみに待つ。
デメリットは、そういった将来大発展しそうな会社見つけるには、それなりの知識が必要になってきます。